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今回は長くなったので、2部構成です
- レンタルサーバーのWordPressを移行させる7つの手順 【Part1】
- レンタルサーバーのWordPressを移行させる7つの手順 【Part2】
前回の続きです!
新レンタルサーバー(X) 作業
「エックスサーバー」の管理画面などを使って、2つ設定していきます。
独自ドメイン設定
「独自ドメイン」での運用なので、規定のサブドメイン「〇〇.xsrv.jp」を使いません。
例として、「motounagiya.com」を使います!
早速「ドメイン設定方法」ですが、エックスサーバーが素晴らしいマニュアルを作ってくれているので、詳細は割愛します。
エックスサーバー マニュアル | レンタルサーバー 高速・高機能・高安定性の【エックスサーバー】
「ドメイン設定」 → 「[ ドメインの追加設定 ]」 → 「ドメインの追加」
で、追加できます。
結果サンプル:
以下のように、独自ドメイン用のファルダが出来上がります。
motounagiya.com/ |-- autoreply/ |-- htpasswd/ |-- log/ |-- mail/ |-- public_html/ |-- script/ `-- xserver_php/
今回は「public_html」しか使いません。
この、「public_html」に「旧レンタルサーバー(A)」で取得した、WordPressのファイル・フォルダ全てを置きます。
public_html |-- wp-admin/ |-- wp-content/ |-- wp-includes/ |-- favicon.ico |-- index.php |-- license.txt |-- readme-ja.html |-- readme.html |-- sitemap.xml |-- sitemap.xml.gz |-- wp-activate.php |-- wp-blog-header.php |-- wp-comments-post.php |-- wp-config-sample.php |-- wp-config.php |-- wp-cron.php |-- wp-links-opml.php |-- wp-load.php |-- wp-login.php |-- wp-mail.php |-- wp-settings.php |-- wp-signup.php |-- wp-trackback.php `-- xmlrpc.php
↑こんなイメージ
補足:サブドメインの場合
motounagiya.com/ |-- autoreply/ |-- htpasswd/ |-- log/ |-- mail/ |-- public_html/ | `-- sub-domain/ |-- script/ `-- xserver_php/
のようになり、「sub-domain」に「WordPress」を入れます。
ファイル転送の詳細については:
エックスサーバーのマニュアルを確認ください
データーベース(DB)設定
こちらも、基本はエックスサーバーのマニュアルを参考に設定します。
MySQLの設定
仕様および、私が決めたポリシー:
仕様 |
---|
パスワードは20文字以内 |
MySQLユーザー名は16文字以内 |
ポリシー |
---|
データーベースは1つのWordPressに1つ利用 |
WordPress以外にDB管理用ユーザーを設定 |
ポリシーの理由:
データーベースは1つのWordPressに1つ・・・エクスポートの容易性のため
WordPress以外にDB管理用ユーザーを設定・・・セキュリティ向上
各WordPressごとに使うユーザーを分けて、仮にDB接続情報が流出しても全てを乗っ取られないように
管理のために使うユーザーを設定して、ファイルに記載しないためセキュリティ担保と管理容易性の両方を担保
アクセス権概念表:
DB | WordPressユーザー | 管理ユーザー |
---|---|---|
A | UserA | Admin |
B | UserB |
前置きが長くなりました!作業です!
データベース作成
文字コードは「UTF-8」に!
ユーザー設定
ユーザー名が16文字以上だと警告が出たところ
仕様内であれば、右のような画面
パスワードは強固なものにするために、以下のサイトから乱数を発行
パスワード自動生成|破滅派ツール
DB権限設定
該当のDBに権限を設定します。
(見難いので、クリックして拡大してみてください)
確認
WordPress用と管理ユーザーがあることを確認
データーのインポート
ここで、やっと「旧レンタルサーバー(A)」でダウンロードした「SQLファイル」を使います。
先で設定した、「ユーザー名」と「パスワード」を使って、phpMyAdminに接続します。
エックスサーバーのマニュアル:
phpMyAdmin
「今回作成した データーベース名」選択 → 「インポート」 → 「インポートするファイル」、「テキストファイルの位置」の選択から ダウンロードした「SQL」ファイルを選択 → 「実行する」
これで、データーベースのインポートまで完了です。
WordPress設定
wp-cnfig.php:
// ** MySQL 設定 - こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** // /** WordPress のデータベース名 */ define('DB_NAME', '設定したデーターベース名 〇〇_motounagiya'); /** MySQL のユーザー名 */ define('DB_USER', '設定したユーザー名 〇〇_moto'); /** MySQL のパスワード */ define('DB_PASSWORD', '設定したパスワード'); /** MySQL のホスト名 (ほとんどの場合変更する必要はありません。) */ define('DB_HOST', '[phpMyAdminの「サーバ: 」項目]'); /** データベーステーブルのキャラクターセット (ほとんどの場合変更する必要はありません。) */ define('DB_CHARSET', 'utf8'); 〜中略〜 /** * WordPress データベーステーブルの接頭辞 * * それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を * インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。 */ $table_prefix = 'wp51_';
上記を参考に設定します。
重要:権限設定
レンタルサーバーの常識かもしれませんが、「wp-config.php」の権限を「400」に設定します。
サイト確認
サイトが無事表示されているか、確認して下さい!
まとめ
- 私はこの手順で移行しました!
- JetpackのVaultPressを使ったら、もっと簡単かもしれません!
- わからないところは、気軽に質問してクダサーイ!