昨年「Miles Ward」氏のセッションに衝撃を受けました。
また、今年も登壇されるということで聞きに行ってきました!
もくじ
概要
ちょうど前回「JAWS DAYS 2013」で聞いた、AWSのソリューションアーキテクトである「Miles Ward」氏による「Behind the scenes of Presidential Campaign」のセッションに衝撃を受けて、自分の仕事にも影響を受けました。
その後どうなったのか?というのが気になって、今回のセッションを聞きに行こう!と思いました。
ただ、今回は「その後」ではなく今のAWSで構築するとどう変わるのか?という内容でした。
Miles Wards氏、今回は何を話す?via 『JAWS DAYS 2014』開催前告知 #03 あの “Obama For America”のMiles Ward氏、登壇決定! #jawsdays #jawsug | Developers.IO
今回は、前回(上記)のイベント『JAWS DAYS 2013』で講演テーマとなった『Obama For America』の今について、またアーキテクチャについて当時からどのように変化があったのか、等といったポイントについて話される予定という事です。
ということで、感想を織り交ぜながらざっくり紹介していこうと思います。
「What Would OFA do Now?」
いきなりですが、まとめから書きます!それが、以下のキーワード!
- 静的サイト
- Javascript SDK
- S3 Redirect
- Cross-Region Snapshots → 参考:日本AWS ブログ
- Cross-Region RDS
- Redshift
- New Instance types
「Obama for America (OFA)」の規模
2012年に作成した、「Obama for America (OFA)」の規模です。- 全世界で No.30 に入るほどのECサイト(5兆円の規模にもなるとか)
- 200を超える数のアプリケーション
- オバマ氏が「Let's Access」と言えば、一気に10万アクセスが来たりすることも!
200を超えるアプリケーションで作られている
Javascript SDK
昨年発表されていた、「AWS SDK for JavaScript」を使うことで、より早く(開発・レスポンス)、より簡単・シンプルで、よりセキュアに構築可能Miles氏は自らを「優れた開発者ではないが」と謙遜し
「AWS SDK for JavaScript」を使うことでたった「24行」で、実現が可能になったと!
Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】開発者プレビュー版 - AWS SDK for JavaScript
静的サイト
多くの開発言語に対応した、「静的サイト」構築環境Webサイト用のEC2の費用も削減
Cross-Region Copy
竜巻のような有事の時も、システムを稼働させなくてはいけない!ものすごく有用で、素晴らしいツールである!
もういらない!(〃 ・・)ノ ゜ ポイッ
しかし、今はAWS内であれば「Cross-Region Snapshots」でボタンひとつで可能になったとは!
Redshift
解析のデータウェアハウス構築のために多くのEC2インスタンスとライセンス費用が必要だった。
1ヶ月あたり、$ 123kが、
1年間あたり、$ 66kに!(・o・)
さらには「SSD」を使った高速なIOPSを実現するものも使える!1年間あたり、$ 66kに!(・o・)
新・旧のAWS
2006年のSQSでは、全部で「50億」のイベントキューを処理していたが、2012年の「Obama for America (OFA)」では、このプロジェクトだけで、なんと!「84億」のイベントキューを処理していた
結論:「59%」のコスト削減につながる
これまでを総括「Real Nice!」(すごくいいよ!ってことかな?)
動画見つけたw
まとめ
- 今のテクノロジーで、構築すると約59%のコスト削減が出来てより早く、よりセキュアなものが出来る!
- 次の選挙は「2016年」なので、さらなる進化を出来ているかもしれませんね!
- 「Miles Ward」氏の話は英語でもほんとうに面白い!
参考サイト
- Track1 | JAWS DAYS 2014
What Would OFA do Now? ... - Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】 Amazon RDSのリージョン間スナップショットコピーが可能に
- Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】 Amazon Redshiftのクロスリージョンスナップショット自動コピー
- Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】開発者プレビュー版 - AWS SDK for JavaScript