「UPSって、便利だね!」って思っている、 snicker_jp です!
最近、必要に迫られてUPSの稼働状況をグラフ化しましたので、その方法をまとめておこうと思います。
あくまで、一例です!
もくじ
前提条件
- Cacti 0.8.7i(構築済みとする)
- CentOS 6 [仮想マシンのOS]
- EPEL 導入済み
- apcupsd(監視する側される側両方に)
- Cacti APC UPS Daemonテンプレート
- APC Smart-UPS 1500RM
- (無くても可)Network Management Card導入済み
そして、構成
試行錯誤の結果、今はこのような構成で構築しました!現状構成図:
ホスト名 | 役割 |
---|---|
cacti | Cactiサーバー(監視する側) |
ups-a | [仮想マシン]「UPS[A]」を監視してESXiを落とす(監視される側) |
ups-b | [仮想マシン]「UPS[B]」を監視してESXiを落とす(監視される側) |
それでは手順
まずは、流れを箇条書きにしたいと思います。
- apcupsdをインストール (EPEL)
- Cacti APC UPS Daemonテンプレート 導入
- Cactiに対象追加・確認
(監視する側される側両方に) apcupsdをインストール (EPEL)
EPELからRPMが提供されているので、今回はそちらを利用します!インストール:
yum --enablerepo=epel install apcupsd
(監視する側) Cacti APC UPS Daemonテンプレート 導入
ここから、ZIPファイルをダウンロードwget http://docs.cacti.net/_media/usertemplate:data:apc:apcupsd:apcupsd_1.1.zip
ZIPの解凍
unzip -d cacti-apcupsd apcupsd_1.1.zipもともと、フォルダがないZIPなので、フォルダを指定して作ります。
中のPHPファイルをCactiのscriptsフォルダにコピーします。
cp -p cacti-apcupsd/query_apcupsd.php 【Cacti PATH】/scripts/.
次に、Cactiの管理画面からテンプレートを追加します。
管理画面 → Import Templates → Import Template from Local Fileで、ZIPから取り出した
- cacti_graph_template_apc_battery_statistics.xml
- cacti_graph_template_apc_line_statistics.xml
(監視する側) Cactiに対象追加・確認
Cactiの「ups-a」に、UPSのグラフを追加します。項目が追加されていると思います!
- APC Battery Statistics
- APC Line Statistics
これらを追加。
管理画面 → Devices → 「ups-a」
管理画面 → New Graphsチェックを入れます!
Port番号を指定します。(デフォルト3551)
10分くらい待って・・・
最後、確認:
出来た!
補足(監視する側) 確認
自分で読み直して、やっぱり「確認方法が必要だ」と思って補足追加です。コマンド例:
php [Cactiパス]/scripts/query_apcupsd.php [IPアドレス or ホスト名] [ポート番号]
応答例:
LINEV:095.0 LOADPCT:48.0 BCHARGE:100.0 TIMELEFT:25.0 MAXLINEV:096.0 MINLINEV:095.0 ITEMP:18.0 BATTV:27.0 LINEFREQ:50.0 TONBATT:0
これらが返ってこなかったら:
- 対象にネットワークが通じるか(pingとか)
- ポートが開いているか(netstat -ant)
- iptablesで閉じてないか(iptables -nL)
まとめ
- 日本語での解説が無かったので、自分で書いてみました!
- あまり、使いたい人はいないと思いますけど・・・
- 本当は、別の方法でやりたかったんですが~こっちの方が汎用的かと思って記事にはしました!
おまけ
「Network Management Card導入済み」なので、本当は直接SNMPで値を取得したかった・・・希望構成図:
こんな感じ・・・
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
参考サイト
ここも気になったんだけど、結局前述のにしました。Using Cacti with APC UPS and Ubuntu » EVILBOX
Zabbix統合監視「実践」入門 ~障害通知、傾向分析、可視化による省力運用 (Software Design plusシリーズ) | ||||
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Society 6 ソサエティシックス iPhone 5 Case /Cacti | ||||
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