2013年10月13日日曜日

「【WordPress特別セミナー】StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会」 に参加してきました! #staticwp


なかなかに興味深い、内容の勉強会があったので参加してきました。
【本日開催!】【WordPress特別セミナー】StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会 : ATND

きっかけ

先般、WordPressの大量乗っ取りが発生し、改めて脆弱性やセキュリティ問題がクローズアップされる中、masuidriveこと増井雄一郎さんが自身のブログの環境を「StaticPress × AWS S3 × Vagrant」に移行しました。今回は、この増井さんの一連の行為について、各コミュニティリーダー達が一同に集い、その「理由」に迫ります。
この概要を見たことに起因するのと、

やっぱり、WordPressで簡単にサイト構築が出来るとはいえ、WordPress自体のメンテナンスが面倒なので
サーバー上にWordPress本体を置かない運用について考えていたところだった。

たいして更新しないサイトは、静的HTMLとして置いておくだけにしたかった。
もう一つ!
スピーカーの方々が、とにかくメジャーな方々だった。

タイムテーブル


時間 プログラム・スピーカー
13:00~13:05 はじめに
川井健史さん@siroi_mogutan
13:05~13:55 第1部 WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために
高野直子さん@naokomc
14:05~14:55 第2部 Amazon S3でWordPressを動かす
増井雄一郎さん@masuidrive
15:05~15:55 第3部 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例
小賀浩通さん@digitalcube
岡本渉さん@wokamoto
16:05~16:55 第4部 Amazon S3による静的Webサイトホスティング
堀内康弘さん@horiuchi
17:05~17:55 第5部 仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant
澤登亨彦さん@sawanoboly
17:55~18:00 さいごに
Web CAT Studio 長尾悠さん@WebCATStudio

WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために

automattic社の高野さんによるセッション

セッションメモ

  • アップグレードしない理由
    • フラグイン、テーマが使えなくなる
    • 独自カスタマイズが上書きされる
    • 使っている環境のPHPのバージョンが古い
    • サイトが多くて面倒
    • たまにしかログインしないから。忘れる
  • アップグレードの自動化
  • マルチサイト機能、タクソノミーを使ったサイトの統合

気づき

アップグレードしない理由については、各々理由があり答えが一つではない。それぞれ、一つづつ解決させていくしかない!
一つの解決方法として、自動アップグレードがあり、「3.7」から標準搭載される予定(いろいろ反発はあるが、開発側からの一つの答えであるとのこと)
紹介されたプラグイン
WordPress › Automatic Updater « WordPress Plugins
WordPress › WordPress Beta Tester « WordPress Plugins

最後に、どこどこで言われていたからやったとかではなく、しっかりとした情報を自ら、得るべき!

この言葉は本当にそうだ!と思いました。
何でもかんでも他人だけ!に頼るべきではないと思います。

詳しくはスライドを確認して下さい。
WordPress サイトの 長期的メンテナンス

Amazon S3でWordPressを動かす

プログラム大好き!増井さんによるセッション


セッションメモ

  • バージョンアップを行う理由
    • サイトの乗っ取りの対策
    • プラグインの対応のためv3.5以上しか対応していないなど
  • 個人サイトのサーバー運用の手間を減らしたい
    - 考えた環境
    • レンタルブログ (Livedoor blog、SeesaaBlogなど)
    • PaaS
でも、そこまでじゃない!
そこで、静的HTMLを作れないか?
候補として、「Jekyll」、「Octopress」があったが・・・
  • 気に入るテーマ
  • タグ機能
  • 関連記事の一覧生成
がなかった。
WordPress一択!じゃあ、静的HTMLを生成する機能を作るか利用するかで、Twitterで人力検索w
StaticPress/ReallyStatic + Amazon S3
結果、「ReallyStatic」では高機能なもののうまく行かなかった。

静的HTMLにすることによる弊害

  • テーマでUAによって、表示切り替えしているもの
  • コメント機能(Disqus,FacebookCommentにより回避)
  • トラックバックはスパムが多いので使わない

他のコメント解決策

ブログにはてブのコメントを表示するhatana_bookmark_anywhere.js – @masuidrive blog
WordPressで使うためのプラグイン
S3の知らなかった機能URL rewrite
【まとめ】動的プラグインの解決策


  • プラグインあきらめる or StaticPressあきらめる
  • JavaScriptベースのものに変える
  • 対応できるように頑張る
  • テーマはスマホで切り替えるものではなくて、レスポンシブテーマにする

元あったWordPressBasic認証などで、外から見えないようにする

気づき

非常に発表がうまいです!
いろいろ、考えられていて面白いな〜って思いました。
私もやってみようと!

ただ、万人に有用な手順ではないですよ!比較的にプログラマさんなどエンジニア寄りの考えです。

鵜呑みにして、普通の方がこれをやるとおそらくですがすごく苦労すると思います。

詳しくはスライドを確認して下さい。
Amazon S3でWordPressを動かす // Speaker Deck

また、このサービスを利用させていただいていますが、ものすごく便利です!「オンラインメモサービス」
wri.pe - simple and smart notepad

現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例

デジタルキューブの小賀さんと岡本さん(staticpress開発者)によるセッション!

セッションメモ

小賀さん
いくつかの、staticpressのベストプラクティスを提示くださいました。
  • 更新頻度が低いサイト
  • ○◯砲! 急に来るアクセス対策
  • ランニングコストを下げたい
  • キャンペーンサイトの永代供養
岡本さん
「Really Static」を使おうとしたけど、いろいろうまく動かなかったので、「staticpress」を作った。
URLの書き換えを行っていて、localhost環境でも大丈夫

OGP関係のmetaタグは書き換えてない(不具合あったら教えて下さいとのこと)

増井さんのところで聞きたかった、「サイト内検索」はGoogleの「カスタム検索」で


気づき

小賀さんは、最初「静的HTML」最強説を唱え。だったら「MovableType」でいいんじゃね!?まで言っていましたが、最終的にはWordPressの機能を100%使うためにも、通常の環境で無いとダメなんです。と力説されていました!(^^ゞ

また、ランニングコストに関してもしっかり試算されているところが本当にすごかった。

最近クラウド界隈で感じるのが、インフラエンジニアの人件費削減

スライドから私だけだとは思いますが、感じ取ってしまいました!w
がんばろう!

岡本さんは、このプラグインを1日で作られたそうです。日々修正はされていると思いますが。
ドキュメントもしっかりされていてすごいですよね〜

詳しくはスライドを確認して下さい。



StaticPress

Amazon S3による静的Webサイトホスティング

気づき
S3オンリーでここまで、Webサーバーの機能が充実しているとは思わなかった。
「Redirect」とか、面白そうなので試してみようと思います。
権限設定の動作仕様も資料に書かれていて非常に有益です。
Amazon S3による静的Webサイトホスティング

仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant


気づき
WordPressのセッションで、まさかのCPUとか仮想マシンとかがスライドで出てくるとは!
非常にわかりやすく、楽しいセッションをしていただきました。
Vagrantに関して言えば、概要って部分でしたよ。

まとめ


  • 久しぶりの長時間 勉強会の参加でしたが、いや〜濃い!
  • 「staticpress」気になるのですぐに試してみようと思います!
  • それにしても、「WordPress」関連「Vagrant」人気高いですね〜(^^ゞ

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