先日、パソナテックさんの開催するセミナー
<SKILL BASECAMP 2013>に行って来ましたので、そのメモです。
全世界81カ国のインターネットトラフィックを支えるCDN技術
アカマイの現場エンジニアが伝えるパフォーマンス向上・安定化の仕組み
長いです!
インターネットの現状と課題
- インターネットは個々の独立したネットワークなので、途中で切れることもある
- アクセス端末の多様化
- インターネットは安全安心を保証したものではない
Akamaiのアプローチ
- 分散型
- 1ホップにアカマイサーバーがある配置
- 潰れても他で担保できる
パフォーマンス向上
- ダイナミックコンテンツでWebページサイズは増大
- パフォーマンスは売上に直結
- 2秒で半分
- 3秒で1/3
Dynamic Mapping
- DNSの技術を応用?
- Akamai DNSに問い合わせ
- 近いIPを返す
- 地理的情報
- Akamaiサーバーの負荷
- ネットワークの混雑状況
- キャッシュの可否
SureRoute
- 3つのルートからテスト
- 一番早いルートから返す
- BGPを使うより効率的
ミドルマイルのフェイルオーバー
落ちたときは自動でフェイルオーバー
事例として
- 台湾大地震
- 中東のケーブルカット
メモ
- Persistent Connections?
- コネクションを貼り続ける
- TCP Optimization
- Edge Caching
- 階層配信
- 親サーバー、子サーバーとすることでOriginサーバーへの接続を減らす
- コンテンツの圧縮
セキュリティ
- 2010年ハクティビスト
- 2011年アノニマスの台頭
通常のセキュリティ課題
- 可視化できないため投資されない
- H/Wに依存するので拡張できない
Akamaiは
- 一つが落ちても他で処理できる
- Originサーバーの負荷は下げられる
- Akamai SiteShield
- アカマイサーバーからしかアクセスできないように設定して、安全性を高める
- AkamaiのWebSecurity
- Akamaiプラットフォームでガード
- 今までのプラットフォームでガードの二重化
- 事例としては
- CodeRedのホワイトハウス攻撃を2万台のAkamaiサーバーでさばいて
ホワイトハウスのページは落ちなかった
動画配信
- 近年のコンテンツ増大
- ユーザー増大
- プラットフォーム増大(モバイルなど)に対応する必要がある
Adaptive Bitrate Streaming
- 動的に環境を検知して、ビットレートなど画質を変更して安定配信
- 一つのコンテンツから複数のデバイス、プロトコルに配信
DVR for Universal Streaming
- 停止、巻き戻し、早送りが可能
現場で活きる技術力
- 複数の技術力を要求される
- もちろん深さも
これからの”クル”技術
FEO: Front End Optimization
- フロントエンド処理がボトルネックになっている
- まとめると
- リクエストの削減
- 送信バイトの削減
- レンダリング速度の向上
Akamai FEO
- オフラインでコンテンツ解析
- インライン最適化
まとめ
メモなのでまとまりもないので、気になった事まとめ
- Akamai CDNを使うことで、Originサーバーの負荷を下げることが出来る
- Akamai SiteShield
- DoS攻撃からの攻撃にも対応できる
- Enhanced DNS
- Primary DNSへのアクセスを外部からなくすことが出来る
- FEO: Front End Optimization
セキュリティものばっかりな気が・・・w
おまけ
これらは、Akamaiの公式アプリ画像でした。
Akamai Internet Visualization App 1.2(無料)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Akamai - Christopher Stern(サイズ: 2.1 MB)
iPhone/iPadの両方に対応