先日行われた、「JAWS DAYS 2013」の基調講演
「Behind the scenes of Presidential Campaign」
を聞いていろんな思いに駆られたので、別記事にしてみました。
最初に
この話の前提条件です。
- AWSのソリューションアーキテクトである、「Miles Ward氏」による講演
- 「Obama For America」プロジェクトの話
- この活動はAmazonのプロジェクト(仕事)ではなく、 ”ボランティア” で参加
- ビッグデータを使って、「有権者の過去の投票履歴を元に個別に対応をする」
こちらを前提条件として、話を聞くと熱い思いが伝わると思います。
「Behind the scenes of Presidential Campaign」
資料や同日の模様
Miles Ward 氏(Solution Architect Manager, Amazon Web Services)
USTREAM - Behind the scenes of Presidential Campaign
- こちらで紹介されている事例のセッション
Agenda
- どのようなメンバーが参加したのか
- 何を構築したのか
- 巨大システム構築から何を学んだのか
どのようなメンバーが参加?
- バラク・オバマを支援するボランティアメンバーで組織されたチーム
https://twitter.com/trammell/status/268483464192471042/photo/1
- 法律で、企業は特定の候補者を支援できない。 なので、ボランティアが運営
- ボランティアで参加のため、各人が持つバックグラウンドも違う
- 大企業のCEOまで参加
何を構築したのか
- 数十万ユーザーの同時接続する、Webサイト
- 世界でも30番目に大きいECサイト
- 構成図 (GoogleMapみたいな使い勝手w)
- 10万IOPS超の DBシステム!!!(・o・)
- 各システムは疎結合になっていて、APIでアクセス出来るようになっている
- 構成要素も多数、フレームワークだって
- 投票状況は週に一回しか国のシステムは更新されないので、使えなかった
SNS(Twitter,facebookなど)の状況を取得解析することで、リアルタイムに状況把握 - マッチングシステムをDynamoDBを使って構築、しかもDynamoDBはたった1行で出来る
巨大システム構築から何を学んだのか
- ボランティアで参加のため、各人が持つバックグラウンドも違う
- しかし、それらを統合するよりも各人の得意分野を活かしてもらう
- システムとしては各部分を疎結合とする、またAPIで提供
- これって、決められた環境でなくとも自らの得意分野を活かせば短期間で素晴らしいものができるってことだよね!
- Rubyのコードはオープンになっている
まとめ
- 前提条件でも書きましたが、これを「ボランティア」でやるのがすごい
- 作業中は、ある種ハイ状態で「always Go! Go! Go!」だったそうです
- この話を聞いて、震災後の「思い」や「活動」を思い出しました
おまけ
セッションに感動したので、終わりの軽食タイムに中学レベルの英語で思いを伝えた!
玉川さんには、途中翻訳してもらうという・・・ありがたい
その後、写真撮ってくれた!
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