2015年10月16日金曜日

『cloudpack User Group Meetup 2015』で、SORACOM(ソラコム)の講演を聞いてきた!


IoT大好き!なのまるです!
虎ノ門で開催された、『『cloudpack User Group Meetup 2015』に行って来ました。

『SORACOM』さんの講演を聴くことが出来たので、メモしておきたいと思います。

もくじ



『cloudpack User Group Meetup 2015』

AWS専業で、Amazonクラウドの導入設計から構築、運用保守をされているアイレットさんが展開するサービス『cloudpack』
cloudpack User Group Meetup 2015はクラウドに関係する全ての分野を取り扱う勉強会です。
アイレットの新たな取り組みや、最近の導入事例、直前に開催されるAWS re:Invent 2015の現地最新レポート、
パートナー各社の最新情報まで役立つコンテンツを盛りだくさんにご用意しています。
AWSの最新動向から、さらなるクラウド活用にご興味のある方必見です。
という内容で開催された、勉強会です。

SORACOM 玉川氏の講演

この以前に、ITPro EXPOで講演を聞く機会があったんですが、伺えず。
今回はじめて、生でSORACOM講演を聞かせていただくことになりました。

SORACOMのサービス概要部分は既出ですので、あんまり詳しく書くこともないと思いますので、サラッと。
  • SORACOM Air(IoT向け、モバイルネットワークSIM)
  • SORACOM Beam(IoT向け、暗号化ゲートウェイ)
です。
「SORACOM Air」は既存のMVNO業者とは違い、ハードウェアで処理している部分(パケット交換、帯域制御など)を
クラウド上のソフトウェアで実現するところが構成的には大きな違いですね!
「SORACOM Beam」
IoT大好きの機器は現状、低スペックのものが多いので暗号化処理をすると
  • 負荷がかかり、他の処理に影響が出る
  • バッテリー駆動の機器は、多くのバッテリーを消費してしまう
という、問題があります。

そこに対して、「SORACOM Beam」のような暗号化ゲートウェイうぃ使うことで、
SORACOMゲートウェイから自社のサーバーまで暗号化通信が可能になります。

「SORACOM Beam」までは、モバイル通信を使っていればセキュアな環境なので、通常のインターネット通信ほど心配する必要がありません。

先週のAWS re:Inventで発表された「AWS IoT」についても触れていました。

家族からは「サービス被らない?大丈夫?」と聞かれたそうですが、
サービス的にかぶるものではなく、逆に「SORACOM Beam」を拡充して「AWS IoT」にデータを送ることで、相乗効果を得られるのではないかという見解のようでした~
cloudpack User Meetup当日にAmazonで購入すると、もう一枚もらえました~
SORACOMの面白いところは、『課金体系通信制御』だと思います。
  • 課金体系
料金単価については、以前の講演か何かでAWSと同じように継続的に値下げしていくような話なので、安い高いは個人的には後回しで。
    • 速度によって、価格が異なる
    • 「深夜時間帯(日本時間 午前2:00-午前6:00)」の料金が速度にかかわらず一律
    • 下りより、上りが安くなる設定になっている(IoTはデータの送付が多いので助かる)

画像はこちらより抜粋:


  • 通信制御
    • 速度の変更は、「WebUI」、「CLI」と「API」を使ってリアルタイムで変更が可能!
    • 通信を完全に止めることも可能!
学校職場で、支給している端末を指定時間に通信できなくするとか。用途に使えます。


  • その他

      • SIMのIDを同時に送ることが可能
      • IoTベンチャーなどが、初期費用を抑えて通信機能導入が可能

    などなど。


    今回の資料は現在公開されていなかったようですが、構成図は以前の講演資料と同じでした。
    参考にしてください


    感想

    • 速度が、リアルタイムで変更可能なのは今まで聞いたことが無いです!
    • 暗号化ゲートウェイもすぐに出してくるあたり、開発スピードの速さを感じます。
    • SORACOMはまだ始まったばかりですが、IoTを利用してプロダクトを作るベンチャーから大手までをカバーできる面白いサービスだと感じました。

    参考サイト




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