GitLabをActive Directory(LDAP)と連携してユーザー管理を楽にしてみました。
もくじ
きっかけ
前回「GitLab」をインストールしたわけですが、社内やプライベート環境に立ち上げるメリットとして、現状の認証基盤を使えるという事があります。
前回紹介した「特徴」として
- 社内などプライベートなサーバーに構築
- github に似たUIを持っている
- issue, wiki, Merge Requests(pull request)
- Ruby on Rails で作られている
- ソースが公開されていて自由にインストールできる
を上げたのですが、他にも
- 「LDAP」認証ができる! ← と、ざっくり書いてあるw (´・ω・`)
- てことは「Active Directory」のLDAPも大丈夫なはず!
※ githubで、LDAP連携できるか出来ないかはよく知りません!w
「Omniauth Providers」も気になる!
ま、やってみました!
設定
- /home/git/gitlab/config/gitlab.yml を編集
78行目から91行目あたり
↓ こんなのを
# # 2. Auth settings # ========================== ## LDAP settings ldap: enabled: false host: '_your_ldap_server' base: '_the_base_where_you_search_for_users' port: 636 uid: 'sAMAccountName' method: 'ssl' # "ssl" or "plain" bind_dn: '_the_full_dn_of_the_user_you_will_bind_with' password: '_the_password_of_the_bind_user'
enabled: true
にして、環境に合わせて変えます。
# # 2. Auth settings # ========================== ## LDAP settings ldap: enabled: true host: 'dc.example.com( or 192.168.0.1)' base: 'DC=example,DC=com' port: 636 uid: 'sAMAccountName' method: 'ssl' # "ssl" or "plain" bind_dn: 'CN=oreore,OU=shacho,DC=example,DC=com' password: '$oreore_no_password'
「Active Directory」でのLDAP属性などは以下を参照されるといいと思います!
- 第3回 LDAPを使ってActive Directoryを制御しよう[その1:ldpとcsvde]:知られざるActive Directory技術の「舞台裏」|gihyo.jp … 技術評論社
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ad2010/0003
# gitlab の起動 sudo /etc/init.d/gitlab restart
うまくいくと、ログイン画面が以下のように変わります。
- 参考までに、通常のログイン画面
- 「My Profile」では
- Name
が、自動で取得されています。
まとめ
- Active Directory(LDAP) との連携も、社内やプライベートに置くメリットになるのかな!
- 思った以上に、サクッと出来ました!
- LDAPや、Active Directoryまだまだ勉強中です!