概要
私はCentOSを使ってNagiosをインストールするのに、rpmを使います。
EPEL:nagios-2.12-10
Repoforge:nagios-3.2.3-3
上記のように、バージョンがRepoforgeの方が新しいので使いたいのですが、このままでは英語のパッケージなので、日本語化して使いたいと思います。
しかし、ここで問題。
RepoforgeのソースRPMがおかしいんですよね。ね?たぶん。
しかし、ここで問題。
RepoforgeのソースRPMがおかしいんですよね。ね?たぶん。
rpm -ivh nagios-3.2.3-3.rf.src.rpmとすると、
エラー: アーカイブの伸長に失敗: ファイル /usr/src/redhat/SOURCES/daemon-init-redhat.in ;4f2690c0: cpio: MD5 チェックサムが適合しません。えええ・・・;
いろんなミラーサイトからもダウンロードしてみましたけど、こんな結果でいつまでも展開できません。
本来こういうパッケージは使っちゃいけないんですが、内部で使うこともありこのまま展開して使うことにしました。
早く直ってほしいけど・・・。
手順
- ファイルの展開
rpm2cpio nagios-3.2.3-3.rf.src.rpm |cpio -id
- 展開したファイルの配置
それぞれ、RPM作成用に配置 ←ここ、いい方法教えてください。
mv daemon-init-redhat.in /usr/src/redhat/SOURCES/
mv nagios-3.2.3.tar.gz /usr/src/redhat/SOURCES/
mv nagios-imagepak-base-20030219.tgz /usr/src/redhat/SOURCES/
mv nagios.spec /usr/src/redhat/SPECS/
- 日本語化パッチのダウンロード・配置
Nagios 3.x | ももーい鯖覚書ダウンロード
http://www.momo-i.org/comment/7
cd /usr/src/redhat/SOURCES/
wget http://ftp.momo-i.org/pub/other/nagios-jp-3.2.3.patch.gz
- SPECファイル編集
こちら↓
https://gist.github.com/1708696
- RPM作成
cd /usr/src/redhat/SPECS/
rpmbuild -bb nagios-ja.spec
- RPMインストール
rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/nagios-3.2.3-3.ja.x86_64.rpm
以上でめでたし。日本語化完了です。
注意
今回の方法では、ソースRPMの整合性がおかしいのに無視してこの作業をしていますので、問題がある可能性が高いです!!
ちゃんと普通の「rpm -ivh」で動くやつで、やりましょう!(^^;
参考サイト
- 覚えておきたい必須コマンド[ RPM編 ]
http://linux.kororo.jp/cont/intro/rpm.php
追記
いつもアクセスありがとうございます!
この記事に続編を書きました。
CentOS6でNagios3.4.1です。
「Nagios 3.4.1 の日本語RPMを作ってみたよ」