2014年8月7日木曜日

ESXiが「SANストレージ」に!?「VMware Virtual SAN」について聞いてきた!

photo credit: siebenthalercreative via photopin cc

なのまるです!

VMwareの仮想化基盤、ESXiをよく使っているのですが今年3月に正式版がリリースされた「VMware Virtual SAN」のお話をVMwareさんに行って聞いてきました!

もくじ


Virtual SAN テクニカルセミナー

こちらのセミナーですね。

講演項目
  • Software-Defined Storage のビジョンと Virtual SAN の概要
  • Virtual SAN テクニカル
上記2部構成となっていました。

Software-Defined Storage のビジョンと Virtual SAN の概要

前半となる概要ですが、実は事前にオンラインで勉強していたんで内容がかぶっていました。
実はVMwareさんは、Storage技術を開発して製品化はしていた。
ので、今回は「決して新しい分野に製品を出しているわけではないですよ」って話。

「Virtual SAN」の基本的な概要を示したスライドです!

こちらはメリットを並べた、スライド

  • 使い方が簡単でシンプル
  • SSDとホストを増やすことで性能が上がる
  • スモールスタートが可能で初期コストが小さい

耐障害性を証明するスライドになります
最低でも3ホスト以上なのは耐障害性の為というのが分かります。

こちらはライセンスのお話
基本的には「CPU単位」での課金だが、VDI環境は「ユーザー単位」となる


市場想定価格(あくまで参考です):
  • 1プロセッサあたり 31万2000円
  • 同時接続10ユーザーで 7万5400円

参考までに受講したオンラインセミナー(期間限定)
VMwareオンラインセミナー│ストレージ&運用管理編


Virtual SAN テクニカル

「Virtual SAN」のテクニカルセッションでは、技術的なアーキテクチャを簡単に説明していただきました。

「Virtual SAN」の最小構成は
  • ESXi5.5U1以降
  • 3つのホスト、すべてがストレージを提供すること
  • SSD必須、HDD
  • 1Gbps以上のネットワーク

「Virtual SAN」の管理構成概念のひとつ「ディスクグループ
1つのSSDと1~7つのHDDを想定(多くのIAサーバーが合致する)

「Virtual SAN データストア」
データストアは基本的に1つになります!

「Virtual SAN」オブジェクト
  • VM ホーム
  • VM スワップ
  • VMDK
  • スナップショット
オブジェクトというデータコンテナで、VMが管理される

「Virtual SAN」オブジェクト
実際にオブジェクトが配置されるかの話です。これで、分散されていることが分かると思います。

まだまだ、いろいろ 詳細な情報については、VMwareさんのブログや以下の資料が役に立ちます!

資料

今回のセミナーの資料は期間限定公開されていたので、以下に別途公開されたほぼ同じ資料を見つけましたので提示しておきます。



まとめ


  • ESXiのホストをコンピューティングリソース共有だけでなく、ストレージ共有まで出てきて本当に魅力的なプロダクトの「Virtual SAN」です!
  • 以前からある「vSphere Storage Appliance (VSA)」とは全く別物で「ESXi組み込みの機能」ですので、ご注意を!
  • まだ、正式版出て最初のバージョンですが今後の機能アップも期待したいところです!

今回興味を持つにあたったり、「Virtual SAN」の特徴となる項目を箇条書きにしてみます
  • 高価な共有ストレージが要らない
  • ESXiホストのDASを使ってクラスタリングを組み、可用性を高めている
  • SPOF(単一障害点)なし!
  • SSDが必須!その代わりパフォーマンスがすこぶる良い
  • RAIDの構成は要らない!「Virtual SAN」がかわりを果たす
  • 「Virtual SAN」を使うのはESXiの画面で簡単に利用可能
  • vSphere以外に「Virtual SAN」のライセンスが別途必要
  • 標準のx86サーバーで構成が可能
  • シンプルな設計、シンプルな利用方法
  • 何よりVMwareが出しているので、互換性も問題ない!
  • スケールアウト型で、スモールスタートが可能!

いいことばかりですが、まだ新しいプロダクトなので
初版なので、安定性については実績が少なく懸念あり
と言うのは、少なからずあります。

参考リンク & vSAN情報まとめ

「VMware Virtual SAN」が国内提供、仮想環境のストレージをシンプルに - クラウド Watch 「VMware Virtual SAN」が国内提供、仮想環境のストレージをシンプルに - クラウド Watch


詳細な技術概要を知りたい方は、こちらのVMwareさんが出しているブログ記事がとっても役に立つと思いますよ!


VMwareさんのオンラインラボ資料


操作感を味わいたい方はこちら




他にもThinkITさんでの連載とか

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